今回は所得税の還付申告を電子申告でやってみました。
会社で働いている方は源泉徴収税で所得税を毎月給与天引きされていて、12月ごろに年末調整をして、所得税を確定して、徴収した源泉徴収税の多寡で1月に還付になったり、不足分をさらに徴収されたりしています。
今回はその年末調整で漏れてしまった所得控除と医療費控除を税務署に申告し、所得税を還付しました。具体的には平成25年度には学生特例で猶予になっていた国民年金を支払ったため生じた所得控除と平成28年度については医療費控除をしました。
還付申告については、なんと5年前まで遡って行うことができ、平成30年12月31日までは平成25年度の還付申告を行うことができます。
そもそも、なんで年末調整から漏れてしまったかとと言うと、年末調整の仕組みを理解していなかったからです。年末調整は扶養の変化のない人はただ印鑑を押して送り返すものだと思っていました。たぶん、一般的な人もそう理解している人が多いのかなと思います。
しかし、実際は住宅ローン控除、生命保険控除、社会保険料控除等を反映させなければなりません。
電子申告を意外とスムーズに行うことができて、8月10日に申告し、9月13日に入金手続き完了していました。還付処理が1か月ちょっとなので、すごく早く処理でした。金額も結構大きくて11万円!!やってよかったです。
ちなみに還付申告で多いものは以下のものになりますので、5年以内に心当たりがある方は還付申告もしくはご相談ください。
① 住宅ローン控除
② 多額の医療費控除
③ 寄附金控除(ふるさと納税など)
④ 社会保険料控除